2025年10月19日日曜日

鶉野(うずらの)飛行場、加西フラワーセンター、古代鏡展示館

 プチ旅行で、兵庫県加西市の「soraかさい」に行ってきました。入場料は200円。

指定管理者は、神姫バスグループ共同事業体。

姫路海軍航空隊の鶉野(うずらの)飛行場があったところで、紫電改と九七式艦攻の実物大模型の二機が展示されており、映像資料、コックピット部分だけの展示もあります。

神風特攻隊の白鷺隊がこの地から大分県の宇佐や鹿児島の鹿屋を経て、出撃していったとのこと。

グッズ売り場、ハンバーガーや土日祝限定のカレー、飲み物販売もあり、ショップの片隅で食べる感じ。

博物館としては小さめですが、滑走路も残されていて貴重です。

土曜日の午前中に行きましたが、車は10台ぐらい、客は15人ぐらいでした。

ここら辺ツーリングするのに良いみたいで、何台もバイカーがいました。

周辺に「無蓋掩体壕」とSNJ-5練習機展示、地下防空壕(コンクリート)他などが点在しています。

ガイド付きの乗り物を予約しないと見学できないところもあります。

「グリーンスローモビリティでいく鶉野ガイドツアー」
グリーンスローモビリティ(電気自動車)で戦跡を巡ったあと(約70分)、soraかさいのガイド案内(約30分)を行います。普段は入ることができない防空壕の内部などもご案内。参加料金はsoraかさいの入館料(大人1名200円、中学生以下無料)のみ。入館料は当日soraかさいでお支払い下さい。

このツアーの募集人数は午前4名、午後4名と少なく、土曜日しかやっていないので、直近は予約が埋まっていました。

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紛らわしいですが、近くに日曜日しか開館していない「鶉野飛行場資料館」もあって、こちらは入館料300円、一般社団法人の運営。

googlemapの口コミや画像も「soraかさい」とごっちゃになっているので、注意が必要です。

1/100大和の模型があるそうですが、こちらは休館日で行けませんでした。

「約30年かけて作成した戦艦大和の模型(全長約2・6メートル 1/100 、乗組員の姿まで再現)が寄贈されるとのニュースを見た。2022/1/10」

口コミを見ると、小規模だが見応えはあるとか。

私設博物館で、模型好きならおすすめだそう。展示内容は良いが、手作り感満載とか。

ボランティアさんがたくさん説明してくださるとのこと。

私設博物館はマニアックさがいいので、期待できます。

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「鶉野飛行場資料館」隣の「トリノスケ」の唐揚げ弁当が美味しいとのことで、いってみました。

イートインもでき、ハイチェアが20脚ほどありました。

注文を受けてから、唐揚げをあげられるそうで、出来上がるまで少し待ちました。

昼前に行きましたが、電話注文がひっきりなしに入っていました。

唐揚げ弁当730円でちょっとお高めではあるのですが、出来立て熱々で、外はカリッと中はジューシーで美味しかったです。揚げたてがいただけるのはありがたいことです。

高野豆腐と卵焼き、漬物も少々入っていました。

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前から行ってみたいと思っていた古代鏡展示館にも行きました。

古代鏡展示館(兵庫県立考古博物館 加西分館)。

加西フラワーセンター内にあり、フラワーセンターの入場料550円、古代鏡展示館100円です。

駐車場がだだっ広くて、400台は駐車できそうですが、土曜日の昼過ぎにも関わらずきているのは50台くらいでした。

正直寂れている感じはありますが、時期的に丹波篠山の黒豆販売に行かれている人が多いのかもしれないです。

フラワーセンターの入場料は高いのですが、植物は綺麗に手入れされており、季節的に菊の鉢の展示などもあるようでした。開館から年季が経っている感じはあり、レストランなどは2025年5月に閉店したとのこと。

入場料が少し高いことと、友の会の年間入場料が2100円とのことで、近隣?のペットの散歩場所に選ばれている様子で、ワンコ連れがたくさんこられていました。

温室では食虫植物や南国の植物がわさわさに茂っていました。

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古代鏡展示館は、加西市の個人の方が中国各地で集められた古代の鏡のコレクションがもとになっているとか。

「加西市生まれで株式会社千石の前代表取締役の千石唯司氏が、中国で収集した古代鏡を一部兵庫県に寄贈されたことで、このフラワーセンター内に施設を新たに設けて展示されているようです。」

こういう何かに取り憑かれたコレクターって大好きで、すごくありがたい存在です。

神戸市には南蛮美術とか、ザビエルが描かれた絵を買うために別荘を手放した方もいらっしゃいますし、コレクターの気持ちは痛いほどわかり、ありがたい存在です。

一番古いものは、紀元前17世紀とかで、あとは紀元前後、1000年前の唐のものが何十枚も展示されていました。

第一展示室と第二展示室があり、第二の方が華やかな鏡が多くあります。

古代鏡五国巡回展示とのことで、兵庫県内の五国で巡回展示があるとのこと。

紋様の獅子と龍って、

「エンブレム 獅子と龍」に関連するものとしては、イギリスの国章が挙げられます。この国章は、左側に「獅子」を、右側に「龍」を象徴する「ユニコーン」が描かれています。

細やかな細工で、これを所有していた人は地位のある王族とか、お金持ちとかだったんだろうなと思いました。

どうやって作ったのか、柔らかい金属で裏から叩いて作ったんでしょうか?


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ローカル鉄道の北条鉄道もあって、一車両で走っていて、法華口駅ですれ違うんだとか。

駅舎は大正のものだそうで、エモいらしい。

横の今屋のハンバーガーが人気なんだとか。

一乗寺も合わせて、北条鉄道も乗ってみたいです。

北条鉄道は、兵庫県小野市の粟生駅から兵庫県加西市の北条町駅までを結ぶローカル線です。粟生駅から北条町駅まで23分という短さ。
粟生駅で、JRと神戸電鉄と接続しています。

北条町駅は、終点でどこにも接続していない。

有名観光地は外国人であふれていますが、加西、吉川のあたりは、全然外国人は見ません。

この辺りは交通量もあまりなくて快適です。


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