2025年10月10日金曜日

「ブラックミラー」庶民は広告まみれ

 ネットフリックスで、「ブラックミラー」というイギリスのドラマを見たのですが、衝撃の面白さでした。

ドラマは1話完結で、毎回登場人物は変わります。

まだ最初の2回を見たところです。

ここからは浜村淳とまでは行かないですが、ネタバレになります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第1シーズンの第1話のあらすじ

主人公は鉄工所で溶接をしている男、妻は小学校の教師。

妊娠を待ち望んでいるがなかなか恵まれない。

妻が倒れて脳腫瘍があることがわかる。

このままだと意識が戻らないままという可能性もあると説明される。

腫瘍を取り除き、そこに受信可能な物質を入れる手術をし、サポートの契約をすると元通りになれる可能性がある、ただ睡眠時時間はこれまでよりも長くなると説明を受け、手術を受け、サポートの契約もする。

手術は成功し元通りに暮らす夫婦。

サポート契約は月に45000円ほどの支払いで大変だが、何とか工面できる金額。

あるとき妻が広告のようなことを時折話すようになった。

サポート契約に相談すると、一番安いプランだから広告を話すことが入るのだと。

上のプランに入れば、広告を話すことはなくなるが、月額料金は上がる。

妻が学校で働いているときに、広告をしゃべるようになって、生徒との関係も悪化し、保護者からもクレームが来て、このままだと教師を辞めなければならない。

やむなく上のプランを契約し、お金お稼ぐために夫は投げ銭のつく動画配信サイトで配信を始め、小金を稼いで契約料を支払うようになった。

妻が寝ている間は、外部から妻の脳の領域が使用されているので、寝ても疲れが取れない感じがしている。

だんだん妻の睡眠時間が長くなってきた。

もっと上の料金のプランを勧められ、夫は投げ銭を得るためにやむなくそれまで隠していた顔を晒し、視聴者からの過激な要求に応えるようになる。

ある朝職場に行くと、同僚からの視線が冷ややかになっている。

職場には熱心な視聴者の同僚がいたのだが、そいつが夫の配信のことを職場のみんなにバラしてしまっていた。

カッとなって、その同僚に殴りかかり、逃げた同僚が事故に遭ってしまい、夫は職場をクビになった。そして・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

https://ja.wikipedia.org/wiki/ブラック・ミラー

ブラック・ミラー』(Black Mirror)は、2011年から放送されているイギリステレビドラマシリーズ。新しいテクノロジーがもたらす予期せぬ社会変化を描く、ダークで風刺的なSFアンソロジー[1]。エピソードは1話完結の作品で、通常とは異なる現代や近未来が舞台である[1]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2011年から放送されているとは思えぬほど。
エミー賞の作品賞や、脚本賞を何度も受賞しているのもうなづける。

一番安い料金プランだと、満足な生活ができないのは、ドラマ「アップロード」と同じだと思った。


投げ銭配信サイトって、配信者が女性なら結局は、おっぱい見せろ、陰部見せろ、自慰行為見せろ、顔見せろ、排尿見せろってことになるし、男性ならドラマのように、尻の穴に何か突っ込んだり、危険なこと、恥ずかしいことを要求されるようになる。

お金に困っていたらなおさら、要求を拒否するのが難しくなる。

恥ずかしいことをやらなくても、住所を特定されたり、晒されたり、ストーカーされたり、嫌がらせされたりという危険性は常にある。

穏やかで、節度を持った視聴者ばかりではない。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このブログだって、過去にはハンドルネームの人の本名をツイートしているツイートを、リツイートしたアカウントとリンクさせていたので、人の過去を暴くことはリスクがあり、粘着される種を蒔いているかもしれない。

その時は正義心、真相究明って気持ちだったけれど、人の過去を暴くのは、危険なことだったと思う。

いじめとか、不倫とか、失言とかもそうだけど、どんなに心底謝ったとしても、やってしまったことは元には戻せない。
覆水盆に返らず。

危険性をゼロにするには、ブログを閉じてしまうことだけれど、ブログに自分が考えていること、感じていることを書くと、吐き出せてスッキリして、書いているうちに、頭の中が整理される感覚があるので、ブログはなかなかやめられない。

こういう日常的な感想だったり、自分が夢中になって調べてわかったこと、ワクチンだったり、生殖の仕組みだったり、キリスト教の布教だったり、明治維新の真実だったり、天皇教の布教の様子だったり(文久の修陵とか)を、何ヶ月も面白がって聞いてくれる人は、家族にはいない。

同じベクトルを持った人が身近にいてくれたらと思うけれど、いないし。

内容は展開していくんだけれど、1,2回は聞けても、しばらく同じテーマの話が続くのは聞く脳には辛いもの。

自分だって、旦那の趣味の話にはあまり興味を持てないし、旦那が面白かったと紹介してくれる動画も、頑張って見て感想を言わなければと思うけれど、なかなかみる気になれなかったりする。

このブログを閉じて、新しいブログを作ったところで、同じようなことを書いてしまうので、そのうち特定されるんじゃないかと思うんですよね。

そんなこんなで、身バレの危険性はあっても、なかなかブログはやめられないのです。

0 件のコメント: