2025年10月4日土曜日

第3号が年金額を増やすコツ、任意加入、付加年金、国民年金基金

 「モチズキヒデオの退職年金生活」 を片っ端から少しずつみています。

コメント欄も有益で、どんなふうに工夫しているかがわかって参考になります。

私は会社員の夫に扶養される配偶者で、国民年金第3号被保険者になります。

私は大学卒業後就職してから数年間厚生年金に入り、その後は少しの国民年金第1号の期間がありますが、あとは主人の扶養に入って国民年金第3号です。

配偶者が会社員の間は妻はずっと第3号かと思っていましたがそうではなく、自分が60歳になると自動的に国民年金第3号被保険者ではなくなるんですね。


受け取り年金は国民年金に数年の厚生年金分のプラスがある程度で少ないです。

年金の受取額を増やすには、厚生年金のもらえるパートの働き方をするのもアリですし、それ以外に20歳になってから就職するまでの学生時代の未納の約2年間分の国民年金未納期間がある場合にも、国民年金に任意加入して保険料の納付月数を40年=480ヶ月とすることで国民年金を満額受け取れるんだとか。

私は1990年ごろに就職しましたが、同期もそこから年金加入していた人が多かったように思います。

60歳になると、第3号から外れるので、国民年金に任意加入して、納付月数が480ヶ月になるまで保険料を支払うと少しでも年金を増やせます。


https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/kanyu/20140627-03.html

任意加入制度
60歳までに老齢基礎年金の受給資格を満たしていない場合や、40年の納付済期間がないため老齢基礎年金を満額受給できない場合などで年金額の増額を希望するときは、60歳以降でも国民年金に任意加入することができます。(厚生年金保険、共済組合等加入者を除く)
ただし、申出のあった月からの加入となり、遡って加入することはできません。(60歳の誕生日の前日より任意加入の手続きをすることができます。)

任意加入する条件

次の1.~4.のすべての条件を満たす方が任意加入することができます。

  1. 日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の方
    ※日本国籍を有しない方で、在留資格が「特定活動(医療滞在または医療滞在者の付添人)」や「特定活動(観光・保養等を目的とする長期滞在または長期滞在者の同行配偶者)」で滞在する方を除く
  2. 老齢基礎年金の繰上げ支給を受けていない方
  3. 20歳以上60歳未満までの保険料の納付月数が480月(40年)未満の方
  4. 厚生年金保険、共済組合等に加入していない方

国民年金の保険料は毎年見直されますが、令和7年度の月額保険料は1万7510円です。1年間(12ヶ月)保険料を納付すると、年金額は約21万円(1万7510円 × 12ヶ月)の保険料を納めることになります。

1年間の国民年金保険料を納付することで増える年金額は、以下の計算式で概算できます。

年金額の増加額=満額の老齢基礎年金÷480ヶ月× 任意加入期間(月数)

令和7年度の満額83万1700円で計算すると、1ヶ月分の保険料を納付すると、増加する年金額は83万1700円÷480ヶ月=約1732円です。


私の場合は14ヶ月の未納期間があるので、
17510円*14ヶ月=245140円の支払いで、受け取りは1732円*14ヶ月=24248円年額が増える。245140÷24248=約10年なので、10年年金の受け取りをしたら元がとれる計算になります。
微々たるものですが、小さいものを積み重ねていくのもありかなと。

これをさらに増やす方法としては、付加年金と国民年金基金がありますが、どちらか一方しか選べません。


付加年金とは?国民年金基金との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説!

付加年金の場合は、国民年金の支払いにプラスして一ヶ月400円を支払うことで、受け取り年金を200円*付加年金を支払った月数分増やすことができます。

私の場合は400円*14ヶ月=5600円トータルで支払うと、200円*14ヶ月=2800円受け取りが増えるので、2年受け取ると元が取れます。


国民年金基金の場合は、↓ここでシミュレーションができます。


私もやってみましたが、支払額も受取額も付加年金よりは多いですが、25年間の受け取りでやっと元がとれる計算になりました。
65歳から25年、90歳までなんて長生きできそう気がしません。

なので、国民年金の未納期間分の支払いに付加年金をプラスするのが、微々たる金額とはいえ、受け取り年金を増やすことができるので、そうしようと思います。


今働いているところの工場では、仕事がきつすぎてとても厚生年金のもらえる働き方はできそうにないですが、前に働いていたところだったら、できるかもしれません。

社会保険適用拡大特設サイト
Cさん 60歳 清掃会社パートの場合を見てみると、
年間給与150万円
年金保険料11,600円(月額)
139,200円(年額)
増加する年金額3,100円(月額)
38,200円(年額)

これで5年間加入した場合ですが、
139200*5年=696000円の年金保険料の支払いで、696000÷38200=18.2となり、18年83歳と少しで元がとれる計算になる。


社会保険適用拡大特設サイト
年間給与120万円5年勤務の場合、支払う保険料は月9000円、年108000円*5年間=540000円、受け取れる年金増加額は月2400円、年28800円。
540000÷ 28800 =18.75となり、150万の場合と同様に18年と少しで元がとれる計算になります。


年間給与150万から年金保険料14万ほどと、所得税を引いても100万以上は受け取れるので、5年間で500万円にはなる。
60歳で今のところを定年退職したら、体力的に無理そうでも一年間だけでも頑張ってみるかな?

今のように栄養ドリンクでドーピングしながら、チャレンジしてみるかな?

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