2025年12月14日日曜日

「鑑定士と顔のない依頼人」の2回目(ネタバレ)

 映画「鑑定士と顔のない依頼人」の2回目をみました。

ネタバレになります。

見直すと伏線はいくつかあります。

古びて手入れの行き届いていない館にあるすべての調度品の鑑定をするのですが、古いピアノが調律が不要な状態だったり、ほとんど価値のない家具ばかりだったり。

1回目にみた時は、悲劇的結末のように感じられ、最後のシーンはどういう意味なんだろうとよくわからなかったです。

解釈ブログをいくつか読み、旅するトナカイさんの解釈や、そのコメントにあるように、主人公ヴァージルのいう「偽ものの中にも真実はある」、クレアの話した「たとえ何が起きても愛している」という言葉から、クレアも偽の愛の中に少しは真実の愛があったと解釈できる。

ヴァージルはクレアの話したプラハの街に部屋を買い、自分好みに内装をしつらえ、彼女が話したカフェnight&dayで彼女が来るのを待つんですね。

映画的で美しい映画で、古い館、機械工房、小人症の女性、行きつけのレストランに備えてある潔癖症のヴァージル専用の食器、贋作画家の認められたい気持ち、歯車とオートマタ、歯車だらけのカフェnight&day、細部まで美しい好ましい映画でした。

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古びた館と向かいのパブとか、ロケ地が非常に気になるのですが、以下のブログによると、館は実在するんですが、街並みは違うそうです。

館はベネチアの北東50キロほどの場所で、宿泊できるファームステイの場所のようです。

Villa Mainardi Agriturismo

Agriturismo Villa Mainardi

12月26-27日の宿泊料金は15,541円。
google mapで見ると、部屋の中は映画とは違いますね。
農家風のヴィラらしいです。
掃除が行き届いていない、カビ臭いにおいがして、虫やトコジラミまでいるとか。
乗馬学校が併設されている。
朝食の種類は豊富だけど、パッケージされた物が多いとか。



https://inagara.octsky.net/kanteisito-kaononai-irainin

『鑑定士と顔のない依頼人』 La migliore offerta (2013)

居ながらシネマ
家に居ながら映画を楽しみロケ地を巡るものぐさなサイト

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