2024年1月7日日曜日

母からの解放

解放

母が亡くなって、大きな声では言えないですが、ほっとしています。

母が作った米、スーパーのより美味しいじゃがいも、さつまいも、玉ねぎなどは備蓄できてありがたいですが、大量に毎年送られてくる、美味しいとうもろこし、サトーの切り餅より断然美味しいもち、手作りこんにゃく、あまり美味しくない手作り味噌、手作りジャム、梅酒、 などはあまり嬉しくないけど送られてきていました。

これらは美味しいけど、食べ切ろうとすると、消化に悪くて、でも捨てるのも悪くて、頑張って食べて胃を悪くしていてそれでも毎年送られてきて、断るのも親に悪くてできずと非常に苦しい思いを、大学入学から37、8年ほどしていたので、母の死でやっと解放されたという気持ちです。

そうやってものをもらう苦しみを長年味わってきたので、人にものをあげるのに抵抗があります。

ありがた迷惑でも、自分と同じように大抵の人は「ありがとう」と言ってくれるので、本当に嬉しいのかどうかわからないのですよね。

母がご近所の若い人の家に野菜を持って行くと、迷惑そうな顔をされると言いながら、それでも何度も持って行く母なので、ご近所さんも本当に迷惑だったと思います。

災害時には、米、芋、玉ねぎ、手作り味噌はあると助かりますが、ジャムなど甘いものは体の調子が悪くなるのですよね。

普段食べないものはいらないんですよね。本当に。

ありがたく感謝すべきだという人もいますが、しんどいの方が大きくて。

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おせち

私より元気な母は亡くなる前年まで50年以上毎年おせちを作っていましたが、私は結婚して20年以上になるけど作ったことはありません。

味付けは美味しかったけれど、同じ料理を何日も食べるのは苦痛だし、2回も食べれば飽きるし、年末にそんなに料理を作っていたら、疲れて正月倒れることになるし、おせちにそんなに食べたい料理もない。

なので、年末におせちを大量に作り置きするよりも、正月から毎食作ったほうが疲労が少ないです。

家におせちを食べるような来客がないからということもあるでしょう。

ネットを見ていますと、おせちを毎年買うという家でも、買ったおせちをそれほど食べないことに気付いたから好きなものだけ単品で買って重箱に詰めればいいかという結論になった人もいました。

我が家も来年はそれでいいかなと思います。

おせちも高いですし。

伊達巻と、正月用のかみごたえのあるかまぼこと、ちょっぴり黒豆でもあれば十分かな。

数の子もあっても良いですが。

母と同年代のご家庭でも、結婚してからあまり餅などは作ったりしないという話を聞きました。

餅も胃に負担になるので、正月に一回食べればいい、むしろ食べなくてもいいぐらいです。

というか、私は小学生の時から、平常でないのがあまり好きではなく、クリスマス、年末年始とかが面倒くさい、年始の挨拶をしたりするのが面倒に感じるタイプで、毎日が平時で構わないと思っています。

ご馳走とか食べると胃や体の調子が悪くなるので、毎日通常食の方が調子が良いです。

おせちや餅作りも食文化ではある。

自分が疲れやすい方だから、負担に感じてまでしなくてもいいかなと。

やりたい人だけでやってくださいという感じです。

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