コロナワクチンの構造はどのようなものになっているのか?
ファイザーとモデルナのコロナワクチンは、PEG-リポソームワクチンであることがわかった。
気がつかなかったが、ファイザーとモデルナのコロナワクチン には同じ新添加剤DSPCが使用されている。
ちなみにDSPCはファイザーのコミナティ筋注の審議結果報告書の2.R.4 新添加剤についての項で目的が黒塗りされている物質である。
ファイザー(Pfizer)のコミナティ筋注 添加剤
DSPCとは、1,2-distearoyl-sn-glycero-3-phosphocholine(1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン)で、陽イオン性リポソームの材料の一つ。
体の防衛をかわしながら、 mRNA,DNA,薬剤などを細胞に送り届けることを、ドラッグデリバリーシステム(DDS)という。
リポソームは脂質二分子膜からなる閉鎖小胞で、生体の構成分子であるリン脂質を主成分としているため、毒性や抗原性が低いという特徴がある。
ファイザーとモデルナのワクチンは、両方ともPEG-2000とDSPCが含まれている。
ファイザーの保管温度が-70度、モデルナは-20度で、冷凍をしていなければならないのは、脂質二重層をもつリポソームの変形を防止するため。
温度が違うのはどういう理由かはわからない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/リポソーム
脂質二重層を持つ球形の小胞、ドラッグデリバリー 、細胞膜も脂質二重層構造
リポソームは体内の免疫系、特に細網内皮系の細胞による検知を避けることが可能。
このようなリポソームは「ステルスリポソーム」として知られている。
L. HuangとV. TorchilinのグループはPEG(ポリエチレングリコール)を膜の外側に点在させたものを構築した
<ワクチンの保護液滴を構成する4つの脂質のうち、最も大量に必要とされるのはイオン化可能なカチオン性脂質(ionizable cationic lipid)。細胞内に入ると電荷が変化し、mRNAが脱離>
— BridgeBA_0240 (@Bridgeba0) February 20, 2021
Pfizer/BioNTech、Moderna ワクチンの両方で使用されている成分。 https://t.co/n6pHA6vjoJ
You have not seen this. pic.twitter.com/JkTkjMtMCb
— Vaccine Is New Mutant (@VishnuFNO) May 18, 2021
ステルスリポソームは、リポソームの表面を水溶性高分子ポリエチレングリコールで覆ったリポソームで、RESに取り込まれにくく、 血中に長時間循環滞留する特性を有しています。貪食細胞のレーダーから逃れることから、ステルスリポソームと呼ばれています。
— 薬学メモ(100回メモをbot化) (@yakugakumemo) May 17, 2021
↓よくわかる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/membrane1976/28/3/28_3_135/_pdf/-char/ja
PEGで修飾したリポソーム(PEGylated liposome)のイメージは、これのB。
内部がmRNA,DNA,drugなどで、青い二重膜がホスホリピッド(Phospholipid) 、一番外側にPEG
米国も日本も特許の期間は基本的には出願から20年、最大25年だそう。
1990年のPEG-リポソーム開発から30年もたっている。
FDA承認までに、シスプラチンは制がん活性発見から24年、オキサリプラチンは発見から26年もかかってる。日本はさらに長い。日本の特許権存続期間は出願から20年、残念すぎる。
— Y.Mochida (@mochi49) January 16, 2011
DSPCもその一つであるリポソームなどDDS(ドラッグデリバリーシステム)のことを調べていると、人体に備わった免疫などの体を守る仕組みをどうやって突破して薬を内部に送り込むか、どうやって人体の防御を破りワクチンを内部に送り込むかという視点で、ワクチンや医薬品の開発がすすんできていることが理解できる。
体の自然な防御の仕組みにまかせればいいのに、風邪ごときにDDSなんて人体破壊にほかならない。
- Arbutus patent https://t.co/2rktrNrPVj
— Lu Chen #nobias (@houndcl) December 29, 2020
cationic lipid: 50-65%
phospholipid: 4-10%
cholesterol: 30-40%
PEG lipid: 0.5-2%
- BNT162b2 https://t.co/g2uaThMcRU
ALC-0315: 561nM (46%, break!)
DSPC: 121nM (10%)
cholesterol: 518nM (42%, break!)
ALC-0159: ~20nM (1.6%)
What's in COVID vaccine #BNT162b2 (Tozinameran)? https://t.co/UW6X5dIy17 pic.twitter.com/yGOo32WuWK
— Lu Chen #nobias (@houndcl) December 22, 2020
ファイザーのコロナワクチン コミナティ筋注は、別名 BNT162b2
3層の球形をしている。
一番内側コアにNeutral ionizable lipid とCholesterol
その外側1層目に Charged ionizale lipid とCholesterol
この間に mRNA
その外側2層目に Charged ionizale lipid とDSPC
その外側3層目に DSPC と Cholesterol と PEG-lipid
ひっかかるのは、「Recent Advances in Lipid Nanoparticle-Mediated mRNA Therapy」という名称で、Therapyなの?と気になる。
LNP=Lipid Nano Particles
https://drive.google.com/file/d/1S1lnNhHSvtWuv2KK_WwTqHzoeOKo23cX/view
What's in BNT162b2
origibnal
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsnano.8b01516
On the Formation and Morphology of Lipid Nanoparticles Containing Ionizable Cationic Lipids and siRNA
中和抗体レベルは免疫防御を高度に予測することを示しており、各ワクチンを比較している
— Dr. Tad (@tak53381102) May 17, 2021
やはりmRNAワクチンは上位
mRNA-1273 :Moderna
NVX-CoV2373 :Novavax
BNT162b2 :(Comirnaty) Pfizer
rAd26-S + rAd5-S :Sputnik V
ChAdOx1 nCoV-19 :Astra Zeneca
Ad26.COV2.S :J&J
CoronaVac https://t.co/Sqy711SBSf
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