2024年10月23日水曜日

映画「2012」人類を生き延びさせなければならないリーダーの使命

 映画「2012」をネットフリックスで見ました。

以下ネタバレになります。

私は人類を生き延びさせなければならないリーダーの使命という視点でこれを見ました。

地殻変動により、地震、火山の噴火、津波などが地球全体の規模で起こることが予測され、各国の首脳は、庶民には秘密で大きな方舟を何隻も建造します。

資金調達のために、富裕層には理由を明かし、方舟の席を高額で販売します。

陸地が全て水で覆われる予測と、方舟建造を知った庶民が押し寄せ、各国首脳はいったんは乗船を拒否したものの、科学者の説得により、定員オーバーになる庶民の乗船を許可してしまいます。

映画では、無事に津波を乗り越えられましたが、私は定員オーバーを受け入れるようではリーダー失格だと思いました。

一部でも人類を確実に生き残らせるのが、リーダーの務め。

地殻変動で今まで陸地だったところが陸地でなくなっている。

いつ水が引くかわからない。

陸地が見つかったところで、種をまいて十分な収穫ができるまでに、一年かかるとしたら?

方舟に1、2年分の食料を積んでいたとしても、定員オーバーでは備蓄が不足し食料が生産できるまでに全員死んでしまうことになる。

ヒューマニズムに流されて、定員オーバーを許していると、人類は生き残れない。

リーダーは目標達成のための冷徹さが求められると思いました。


陰謀論では、ジョージアガイドストーンに人類は5億人までとすると刻まれているそうですが、今年2024年は世界人口はおよそ82億人らしい。

そして今後50年から60年は増加を続けるものの、2080年代半ばにはおよそ103億人でピークに達するとしているとか。

この調子で人口が増えたら、みんな喘息で死ぬか、汚染物質による皮膚病で死んでしまいそう。

人類は生き残っていかなくてはならない。
しかし技術の進歩を自ら止めることはできない。
どこに植民したとしても、人口は増えて、環境は汚染され、資源は採掘され、人口が飽和状態になり、環境汚染により絶滅するのだろう。

なるべくなら苦しむ期間は長くないやり方でやって欲しいなと思うのでした。




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