ステロイドの良し悪し
排出なのか、保湿なのか難しいところですが、根本治療するには、排出しないと治らないと思います。
ステロイドで治ったように見えても、排出が必要な場合は、排出されるまで何十年も死ぬまでステロイドを塗り続けることになります。
そして最後には、ステロイドではかゆみが抑えられなくなるのです。
自分は子供の時から食べ物の好き嫌いが多くて、顔にはたけと言われる粉を吹いた部分ができるほどで小学生の頃から時々ステロイドは使っていた。
半径1.5センチ高さ1センチぐらいの円柱状の小さな容器に入った軟膏を少しずつ使っていた。
通っていた皮膚科の医師はステロイドにすごく慎重で、薄く薄く塗るようにといつも注意されていた。
その時は副作用はでなかった。
中学生になって第二次性徴期が来る頃には、皮膚科に通うことはなくなっていた。
大学に入って化粧品を使うようになってから、ひどくかぶれ、かぶれても治っては使う(おバカ)の繰り返しで、ステロイドを使うようになっていた。
今でも覚えている1988年か1989年ごろ創刊で、その頃季刊だったと思う「Makeup Magazine」のNo.2で、ステロイドでムーンフェイスになるとか、皮膚が薄くなって赤ら顔になるとかの副作用が書かれていた。
本当にこの雑誌のおかげで、脱ステロイドができた。
ステロイドを辞める頃栄養にも気を使うようになっていたおかげか、脱ステロイドしてもそこまで拗れることはなくすんなり離脱できた。
その後保湿化粧品とかの副作用か一時期はYouTubeの人みたいに、顔中薄皮が捲れる粉だらけの粉吹き顔で何ヶ月も会社に働きに行っていた。
その時は、カシー化粧品を勧められて、粉ふきはおさまった。
1年ぐらいは使っていたかな。
副作用の赤ら顔は、なかなか治らず、今でも赤みが出やすい。
歳をとると、赤みがなくなって顔色の悪くなる人が多いから、今はちょうどいいかなと思うくらいになった。
1990年ごろは、テレビでもステロイドの害について報道されることもあったと思う。
地下鉄でムーンフェイスの女の人を見かけたこともあった。
それからは肌は安定していたけれど、更年期を経て、エストロゲンが何かが減少すると肌の潤いも減るそうで、甘いものもよく食べていたせいか、貨幣状アトピーになったり、数年皮膚にぷつぷつが出ることが続いてしんどかったが、今は何もつけずに安定している。
思い返せば、胃の状態が良くなくて少食になっていて、水分もあまりとらなかったし、便秘状態で、腸内環境も良くなかった。
韓国の砂時計韓方医院のファン先生の治療をやったわけではないけれど、脱ステロイド、脱保湿ってのは根本治療のためにはすごく大事だと思う。
治っていく過程で、排出する乾燥する段階を踏むことがすごく大事なんだと思う。
脱ステロイドをしたい人がなぜいるかというと、副作用が不安なのに、医師の指示に従って何十年も塗り続けても一向に薬が不要な状態にならないからだと思う。
脱ステロイドは危険と言われて、塗っていてどんどん薬が強力になっていっても全然よくならないじゃないかという。
アトピー治療は皮膚科の大黒柱かもしれないから、根本治療をしてくれないんじゃないかとすら考えるぐらいに。
脱ステロイドには順番がある。
軽度の場合は良いけれど、重度の場合はいきなり脱ステロイドをしてはいけないと思う。
かゆみが強く出過ぎて耐えられなくなるから。
それこそ目を叩いてしまって失明したりすることになる。
まずは水分と栄養状態を整える。
アトピーの人は水分不足なことが多いらしいので、1日に最低1リットルは水分を取る。
1日に2リットルも水分を取ると、胃が荒れるので飲み過ぎも良くない。
それから皮膚の原料となるタンパク質と緑黄色野菜をしっかりとる。
アトピーの人は少食な人も多いらしい。
栄養をしっかりとって、毎日排便できるようになってからだと思う。
普通の人なら一ヶ月ぐらいで、綺麗な肌ができてくるけど、アトピーの人は内臓も栄養不足かもしれないから、二ヶ月ぐらいはしっかり水分と栄養を取ってから、それからの脱ステロイドなら乗り切れると思う。
実際にやったわけじゃないけど、ステロイドも時間をかけて回数を減らすとかしながら、大丈夫そうなら、完全に辞めてしまう。
最後は皮が剥け剥けの粉吹き状態になることも覚悟する。
アトピーの時は内臓も良くなく、添加物の排出もうまくできないので、なるべく無添加にする。
消化の良いものを食べるように心がける。
甘いもの、脂っこいもの、消化に時間のかかる、餅、タピオカ、とうもろこし、ごぼう、干し芋、こんにゃくは食べすぎないように控える。
食べ物の制限は、栄養不足にもつながるので長くやりすぎない。
少食の人は運動してお腹を減らして、たくさん食べられるようにする。
今振り返ると、ほとんどスタバで飲食はしないけれど、スタバの甘い飲み物を飲んでから、貨幣状アトピーになった気がする。
だからこの場合は排出が必要だったと思う。
一箇所はキズパワーパッドを貼ったけれど貼らない方が良かったと思う。
(アトピーに貼ってはいけない)
他の足の所は何もつけないで過ごして綺麗に治った。
同じ添加物ありの食べ物を食べても、内臓や腸内環境の状態で出方が違う気がする。
丸亀製麺のうどんと鶏天でも、今は蕁麻疹は出ないけど、状態によっては出る。
菓子パンもそう、全然蕁麻疹が出ない時もあれば、出る時もある。
蕁麻疹が出る食べものは、あんまりよくないってことなんでしょうけど、食べたい時もあるので。
あと、赤ちゃんがオムツかぶれしたり、ほっぺたや口の周りが爛れることはよくありますが、赤ちゃんは皮膚の再生能力がすごく早いので、オムツかぶれでも1日でよくなってることがあります。
すぐにステロイドを塗ったりせずに、お湯で洗って乾かしておけば大体は大丈夫。
それでよくならなければ、母乳の場合はお母さんの食べ物を変え、無添加のものにする。
すぐに医者や薬に頼ったりしないことが一番大事かと思ういます。
赤ちゃんに保湿剤を塗ることをルーティーン化しているYouTubeを見ることがありますが、保湿しないほうが正解なんですよね。
野生動物だと思って、世話した方が良いと思いますね。
あと洗剤は全てシャボン玉石けんか、ミヨシ油脂にするのも大事。